更年期になると体や心の様々な変化や症状に戸惑い、日常生活がままならないと感じる方も少なくありません。そして他人にはわかってもらえない場合もあり、一人で抱え込んでさらに状況を悪化してしまうこともあります。
そこで今回は誰にでも起こりうる更年期の症状や対策について調べてみました。
更年期に起こる主な症状とは?
更年期にはホルモンバランスの変化や環境の変化により体や心に様々な症状がみられます。
大したことのない気温の変化にも敏感になりほてりやのぼせを感じ、上半身や顔から汗が滝のように流れ出てしまうホットフラッシュ。
激しい運動を行っているわけでもないのにいきなり動悸や息切れが起こってしまう、普段は何とも思わないことにイライラしたり不安感を感じてしまう。
また体にも頭痛や吐き気、肩こり、めまいなどの症状があらわれてくることもあります。
そしてそれらの症状はどれか1つではなく、いくつかの症状が同時に現れる場合もあり、さらに毎日の生活をつらいものとしてしまいます。
更年期の症状を緩和させる方法は?
更年期の症状が起きる原因は閉経に向けて女性ホルモンの分泌が急激に減少し、ホルモンバランスが崩れ、自律神経が乱れて体の様々な機能がコントロールできなくなってしまっていることにあります。
そのためホルモンバランスを整えるためのサプリメントや食事療法、さらには自律神経を整えるための生活習慣の見直しやリラックスする工夫、適度な運動が効果的といえます。
しかし症状がつらい場合は無理をせずに専門の医師に相談し、ホルモン補充療法を受けてホルモンバランスを整えたり、精神科や心療科で抗不安薬を処方してもらいましょう。