デリケートゾーンの黒ずみにニベアが効くというのは本当？

デリケートゾーンは普段気にならないかもしれませんが、ムダ毛処理してしまった後などに、お肌の黒ずみやくすみに気が付く人が多いようです。

VIO脱毛などでせっかくキレイにお手入れしたのに、黒ずんだりくすんでしまっていては、ちょっと残念ですよね。

そんなデリケートゾーンの黒ずみに、ニベアが効くというウワサがありますが、本当でしょうか。

そもそも黒ずみができる原因とは？

デリケートゾーンの黒ずみができる原因は、メラニン色素です。メラニン色素は肌がダメージを受けたとき、肌を守ろうとして発生します。

デリケートゾーンの場合、肌の乾燥や、下着による摩擦、蒸れ、雑菌の繁殖などがダメージの要因と考えられます。

さらにホルモンバランスの乱れやストレス、加齢によって肌のターンオーバーが正常に行われなくなると、メラニン色素がどんどん沈着してしまい、黒ずみとなってしまうのです。

ニベアには優れた保湿効果があります。値段が手ごろで購入しやすいうえ、その成分は有名な美容クリームとほぼ同じで、今SNSなどで注目されていますよね。

そのためその保湿効果を活かし、様々な美容ケアに活用可能です。

保湿することによって、肌には潤いバリアが作られ雑菌やダメージから肌を守ることもできますし、潤いが保たれることによって肌のターンオーバーも正常な状態へ近づけることも可能です。

そんなすぐれたアイテムですが、残念ながらニベアはデリケートゾーンへの使用はオススメできません。

ニベアは肌トラブルが少ないクリームですが、デリケートゾーンはとても敏感なので、思わぬトラブルを引き起こしかねません。

また保湿効果はとても高いのですが、美白成分は含まれていないので、出来てしまったメラニンを減らしたり、メラニンの発生を抑える直接の効果はありません。

ニベアを使うことがデリケートゾーンへの刺激になり、さらにメラニンを増やしてしまうというリスクもあります。

手軽にできる美肌ケアアイテムとして注目されているニベアですが、デリケートゾーンの黒ずみには専用の美白クリームを使って慎重にケアする方がおすすめです。

結論として、デリケートゾーンの黒ずみケアとして、ニベアはあまり効果的とは言えません。

デリケートゾーンは、敏感な部分ですので間違った方法でケアしてしまうと、かえって肌トラブルの原因になってしまいかねません。

ですから、デリケートゾーンの黒ずみにはそれ専用のクリームを使用するのが良いでしょう。